シャッタースピード
または、SSと呼ばれたり表記されています。
シャッタースピードとは、
シャッターボタンを押してからシャッターがおりるまでの時間を表します。
それなら、すぐおりた方が良いのでは?と思ってしまいます。
一眼レフカメラは、シャッターが開いている間に周囲の光を集め、それにより映像を作り上げています。
日中は、太陽光などがあるので短い時間でもたくさん光を集めれます。なので長く開けていると、白いや明るすぎる写真になります。
また、少しの時間でたくさん集めれるということはシャッターのスピードを早く出来るので手持ちでも野鳥など動くものが撮りやすいです。
逆に暗い場所での撮影では、周囲には星や外灯など僅かな光しかない場合が多いため、長い時間シャッターを開けその僅かな光をたくさん集める必要があります。
そのために、手で持つには耐えられない時間などが必要で、それにより手振れなどがおきて映像がブレてしまいますので三脚などを持ち要ります。
なので周囲の環境に合わせて変える必要があるので、シャッタースピードという設定があります。
次に、
F値
F値とは、焦点距離を有効口径で割った値のことをしてしており、
この数字が小さいほど高価で、
明るいレンズ
と言われます。
F値の調整の際は、レンズの手前に絞りという羽のようなものが6枚から8枚ほどありこれはレンズによって変わるのですが、ズームを最小にするとこの羽が閉じることにより光を中心一点に集めやすくなります。
逆にズームを最大にすると、羽は広がり光が集まりにくくなります。
最小=光を集めやすい
最大=光を集めにくい
なら、ずっと最小でいいのでは?
となるのですが光が中央ばかり集まるということは、
手で覗き穴を作っていただき、
最小はその穴を小さく、
最大はその穴を大きく、
して覗いてみてください。
そうすると、最小の時はハッキリ見えるのが少なくなります。カメラではこの時、廻りはボヤけた状態になります。
これが、ボカシやボケたなどという写りかたになっていきます。
逆にした場合は、さらに廻りがハッキリ見えます。
ということは、風景など全体をちゃんと写したりの撮り方に使われます。
なので、
絞る=一点以外はボカせる
開く=全体を綺麗に撮れる
ということになります。
なので例題として、
背景をボカして撮影することにより全面が強調され、前面に主張したいものをハッキリ表現できる。
この場合は、絞る
手前だけでなく、背景もハッキリさせて全てを伝えたい。
この場合は、開く
これがF値です。
この2つがわかれば後は、
ISO(イソカンド)
だけを理解していただけると、MF(マニュアル)モード撮影が出来るようになります。
ISO は簡単に言いますと、画質です。
数字が小さいほど画質が良いです。
これも設定幅は本体によります。
ならずっと最小にすれば良いと思ってしまうのですが、
画質良い=画素数が増える
になります。
そうなると、必要な情報量が増えるのです。
簡単に言うと、
花火がたくさん上がると綺麗と思う、
ならたくさん花火が必要ということになり、
たくさんの花火に火をつけなければいけない。
それをカメラでは、
綺麗な画質を作るためにたくさん情報が必要、
たくさんの情報を集めるには時間がかかる、
時間がかかるということは、たくさん光を集めなければいけない。
となります。
なので、ISO が小さい数字ほど、シャッタースピードの時間が必要になります。
そのため、わざとISO を800に設定して撮影したりします。
それはその場でのシャッタースピードが必要なのか?F値をどっちよりにしたいのか?などで変化します。
また、画質はISO が小さい方が良いが、少しの手振れなどによってノイズに変わってしまうのでそれが全て良いというわけでもありません。ただ、6400くらいまでなるとだいぶノイズが入ります。
私の場合は、800~1600の辺りを使い分けています。
その理由は、本体にもよりますがWi-FiやBluetoothなどでスマートフォンに画像を送ると、パソコン経由より画質が落ちます。(パソコン経由の場合は撮影したままの画質です。)
ですがその落ちる範囲でもスマートフォンでSNS上にアップするくらいであれば、スマートフォンで表記出来る画質内ではわからないレベルのためです。
特にTwitterなどは更に画質が低下します。
インスタグラムは、一枚以上掲載した時に落ちます。
それをふまえた上で、次回は撮影編です。
See you next!!!